今日はマイルCSが行われる京都 芝1600m(外回り)について考えます。

スタートは2コーナー奥のポケットから。
最初のカーブである3コーナーまで700mほど直線が続くため、枠順による有利・不利はあまりありません。
ただ平坦な直線が続くためテンは速くなりやすく、逃げ馬・先行馬には苦しい展開になることが多いようです。
3コーナーを迎える300mほど手前から坂を上り始め、3コーナーを回ったところで100mほど急な下りを迎えます。
4コーナーは下り坂を利用し、スピードがのった状態で回ります。そのため馬群が外に振られバラけやすく、内に包まれにくい点には要注意。
また直線を向いたところで内回りコースと合流するため、最内で包まれていても抜け出すスペースを作りやすいというのもあります。
ゴールまでの直線は平坦で約404m。3コーナーから息の長い末脚が求められます。
直線に坂がないとはいえ、逃げ馬・先行馬には前半のハイペースもあり、京都コースの他の距離ほど粘りにくい構造。他のコースと比較すると差し馬の成績が良いのも特徴でしょう。
【参考データ】
■枠番別 複勝率
・1枠 0.28
・2枠 0.20
・3枠 0.28
・4枠 0.18
・5枠 0.21
・6枠 0.14
・7枠 0.22
・8枠 0.17
■脚質別 複勝率
・逃げ 0.37
・先行 0.26
・差し 0.26
・追込 0.20
【結論】
内枠・外枠でそんなに差は出ないが、最後の直線で内を掬ってくる馬には要注意。
また京都コースの他の距離と比較すると差しも決まっており、脚質にもそこまで極端な偏りは見られない。
G1ということで流れが緩くならない京都マイルだと、逃げ馬の○○○○○○はちょっと苦しいかもしれません。(実際、過去10年間、マイルCSでは逃げ馬の連対もありません)
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